1月16日

第115回定例会ONLINEミーティングを開催!!

令和6年1月17日(水)19:00-21:30まで第115回定例会ONLINEミーティングを開催しました。

★報告事項から。1月14日(日)10:30-11:30田柄地区認知症サポーター養成講座が開催、14名の方が参加された報告がありました。

★今後の活動として。1月29日(月)9:30-11:00松岩公民館にてサポ講、1月29日(月)13:30-15:00本吉いこいにてサポ講、1月31日(水)19:00-20:00ZOOMサポ講が予定されています。

★本日の研修テーマは「認知症の予防」についてです。予防の考え方には第一次予防(発症しないようにする)、第二次予防(早期発見・治療によって発症と進行を遅らせる)、第三次予防(進行と悪化を遅らせる)があります。近年では認知症を発症させない為の一次予防、二次予防が重要と言われていますが、これまでも伝えてきたように一番多いADの原因は脳の加齢性変化と関係が深いと言われていますので、第一次予防の「発症しないようにする」は「認知症にならない」ということではありません。つまり、いかに「発症する時期を先延ばし」できるかがポイント。第二次予防までの考え方も踏まえて、若年期(45歳未満)、中年期(45-65歳未満)、高齢期(66歳以上)と3つのライフステージに分けて、認知症発症の危険因子への対策を早期から取り組むことが重要になります。

今回の研修では日本認知症予防学会の浦上先生の著書や世界的に超一流の医学学術誌「Lancet」で発表された「認知症の発症に関わる12の危険因子」を基に「科学的に理にかなった認知症予防」について学びました。

これからの認知症啓発において「いつかは認知症に…」という意識や備えを持つこと(向き合い方)を前提にしながら、エビデンスのある対策、解明されている危険因子はあきらめず減らす努力(立ち向かい方)をしていくことも伝えていこうと思います。

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