第97回定例会ONLINEミーティングを開催!!

令和4年4月20日(水)19:00~21:00まで、第97回定例会ONLINEミーティングを開催しました。 ★まずは報告事項から。前回のミーティングのテーマであった「認知症高齢者の権利擁護」についての確認、その後の状況についての報告がありました。 また、市内のコロナ感染状況の確認と福祉施設、介護事業所等でクラスター発生した場合の動きについての情報共有をしました。 ★ONLINE研修では「家族ケアの難しさ:失敗事例から学ぶ」をテーマに事例検討会を行いました。 家族ケアでは専門性を発揮する前に、まずは現状の様々な困難さに寄り添っていくことが大切な考え方ですが、その寄り添い方は本人と家族の関係や背景等によっても異なるので難しいのです。 今回は家族との距離感を誤り、”寄り添い”過ぎてしまうと、過剰な信頼関係が作られてしまい、支援者が「なんでもやってくれる、呼べばすぐに来てくれる存在」になってしまった事例でした。


まず、はじめに”失敗”事例としての紹介でしたが、その支援者の人柄や姿勢、「何とか力になってあげたい」という使命感、そしてできる限りSOSに答えてきた積み重ねがあったからこそ、本人はもちろん家族との信頼関係が作られ、長期間維持してきた証であることは称えるべきではないか…と思います。


次に何が失敗だったのか…について。これは「家族が悪い」ではなく、関わり方を誤ってしまい、家族に勘違いさせてしまった…という「支援者の失敗」です。 最初の介入で「何とか力になってあげたい」という使命感が勝り、役割や支援の限界を明確にできなかったことが問題だったかもしれない…という意見がありました。 本人や家族にとって「親身で頼れる存在」でいることは、在宅介護していく中で大きな安心になります。そのように思ってくれることは支援者としても喜ばしいことかもしれません。 しかしながら、親身な関係が長期間続くと、緊張感や気遣いが薄れてしまい、当たり前の存在へと変化していくと、要求は些細なことから過剰なことまで幅広く、支援者の都合や時間帯関係なくエスカレートしていく可能性もあります。 今回の事例だけではなく、私たちが日々の業務において継続的に本人や家族に支援できるのは、ルールや役割の限界、時間の制限、医療福祉の連携等があるからこそだと改めて学ぶことができました。

そして、最後に事例紹介していただいた方から家族に「これ以上は…」「ここからは医療…」「これは福祉…」と本来の役割や業務の限界等を丁寧に説明していくとの報告がありました。


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