小泉小学校にて認知症サポーター養成講座を開催
平成29年2月8日(水)13:35~15:15まで。気仙沼市立小泉小学校で認知症サポーター養成講座が開催されました。今回は5年生13名の生徒が新たに「認知症サポーター」となりました。 まずは福祉の仕事についての質問から。親が病院や施設で働いていることは知っていても仕事内容まではわからない子供たちがほとんどでしたので、私達の活動紹介を通じて少しでも福祉の仕事に魅力や関心を持っていただけたらと思います。 そして講座では5年生の子供たちが35歳になる25年後(2040年)には高齢者を支える若い世代が激減する現実。脳の働きから身近な行動(歯磨き、お風呂等)を意識して考える。記憶と気持ちがつながっていること。わからなくなってしまう不安とは。老いることでどのような不安と葛藤を感じるのか…などをクイズや映像、体験しながら学んでいただきました。 後半は介護劇。先生方や子供たちに参加していただき「理想的な対応」と「なるべく避けてほしい対応」の2つを演じていただきました。その対応の違いを発表し合う中で、子供たちの「気づき力」の豊かさにとても感動し、私達も学びを得るこ...とができました。 また「今日から認知症サポーターです」という説明を聞いて、オレンジリングを手に取り、新しいアイテムをGETしたかのように喜ぶ姿がとても印象的でした。 講座終了後には定番のオレンジリングでワンピースポーズの記念撮影。そして『JFKのスタッフジャンパーカッコいいですね!着てもいいですか?』と何故かスタッフジャンパーが大人気でした(笑)。私達が帰る時間にある生徒が玄関先で待っており「ありがとうございました」とお礼の言葉の後に握手を求めてくれました。 とても嬉しかったので「将来、同じ福祉の仕事をしようね」と勝手に約束してきました(笑)。 ★教頭先生にも「授業の一環やPTA行事との抱き合わせで定期的に認知症を学ぶ機会を作ってほしい」と提案させていただきましたので今後の展開に期待したいと思います。