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認知症懇親会に参加して

平成29年7月21日(金)10:00~12:00まで本吉保健センターいこいにて認知症懇親会が開催され、「認知症の考え方と対応について」の講義をしてきました。 教科書通りにはいかないのが介護です。日常的に介護を続けていく中で「なんでそんなことを言うの!?」「こんなに一生懸命にやっているのに!」などと戸惑いや苛立ちを感じてしまうことも多いと思います。その現実は変えることができない事実ですので、怒ったり苛立ったりすることも介護。 今回の研修を通していかにしてその戸惑いから生まれる怒りや苛立ちの頻度を減らせるか、いかにその心理状態を長期化させないか…を考えていただきたいと思いました。 認知症介護では人と人との関係性が非常に重要になります。その関係性によって認知症の状態は良くも悪くもなるのです。極論ですが、笑顔の多い介護者であれば、認知症の人も笑顔で生きられるといっても過言ではありません。ただそう簡単にいかないのが介護の現実であり、人間の複雑な生き方なのです。認知症という事態を「人間の生き方そのもの」「人間らしさを表す姿」と考えていくと”少しだけ“客観的に...どうすればいいのかがわかってくるかもしれません…と伝えてきました。 最後に参加していただいた15名の介護家族の方からの近況報告や悩み、感想等を話していただきました。

※写真:フリー画像GATAG 著作者bluesbby ID20153251400

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