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認知症サポーターステップアップ講座が開催!

平成31年2月8日(金)13:30~15:00まで。市役所(ワンテン庁舎)にて認知症サポーターステップアップ講座が開催されました。 気仙沼市地域包括支援センター主催で認知症サポーターのステップアップ講座が初めて企画されたものです。 ステップアップ講座テキストを用いて認知症の理解を深めていただきました。ただ、かなり難しい内容のテキストでしたので、伝える側も学ぶ側も高いモチベーションが必要だったと思います。 今回の参加された方は、今後の地域活動の中心になっていく方々と聞いておりますので、気仙沼を福祉のまちに展開していく第一歩だと思いますが、ステップアップ講座を通して感じたことがありました。 認知症に関心を持って、知識を深めることは大切ですが、逆にその専門的な知識が認知症への偏見を強めてしまうのではないか…と懸念しています。 もし再び同講座が企画される場合は、慎重に伝える内容を議論するべきだと感じました。

★追記:公式FBよりご質問を受けましたので投稿します。

Q.知識を深めることがなぜ偏見を強めてしまうのですか?偏見や差別を減らし認知症の方や家族や支援者が生きやすくなるための学びではないのですか?

A.関心や知識を持つことは大切なことを前提にして、あえて問題提起したまでです。

考え方は様々ですし、ここでの投稿からでは誤解も生じると思いますが、今回の場合は一般の方(サポーター)に対して、認知症の病態、脳の萎縮、萎縮の部位によっての症状、認知症の治療薬、認知症になると妄想が出る、徘徊がある…などなど、私達でも日々の学びがあっても専門的な理解を深めるまでに至っていないことを、たった1時間の講義でテキストを中心に”病気”をイメージした知識ばかりを学ぶことで「やっぱり認知症は怖い」「認知症になると迷惑をかける」という気持ちばかり強くなってしまうのではないかという懸念です。認知症は”病気”だから克服しよう、ならないようにしよう、という考え方を変えていく必要があると思うのです。

(詳細は公式フェイスブックをご覧ください)

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