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第48回定例会およびスキルアップミーティングが開催!

平成29年6月21日(水)19:00~21:00まで。ワンテンビル研修室にて第48回定例会およびスキルアップミーティングが開催されました。 ★まずは報告事項から。5月24日(水)18:30気仙沼郵便局対象のサポ講、6月5日(月)14:00気仙沼女性団体連絡協議会対象のサポ講が開催された報告がありました。 これまでの講座を通して「自分自身が長生きしていく姿であること」を伝えてきましたが、まだまだ認知症への誤解と偏見は根強いと感じております。改めて「認知症の考え方」を啓発していかなければなりません。 その他、5月26日(金)13:30東松島地域包括支援センターにて小中学校向け講座の実践について、6月16日(金)10:00気仙沼社協本吉支部第1回家族介護教室にて認知症講座と介護劇が開催されたことの報告がありました。 ★今後の予定から。7月9日(日)本吉福祉まつりで今年度もJFKが活動紹介と介護相談コーナーを担当。8月5日(土)気仙沼みなとまつり「はまらいんや踊り」に参加。8月25日(金)宮城県庁にて認知症キャラバン・メイト養成研修が開催予定。9月9日(...土)RUN伴2017参加予定。9月~10月には介護基礎研修が予定されています。 ★話題提供から。①「認知症行方不明者、過去最多の1.5万人に」(CBニュースより)②「日本人の潜在介護期間は欧米より短い?」(CBニュースより)③RUN伴2017エントリー開始について。気仙沼倫理法人会モーニングセミナー特別講演会の案内についての紹介がありました。 ★研修では「介護の現場において人と人との関係性の中で起きる感情について考える」の講義がありました(担当 遠藤)。 怒りを含むあらゆる感情は“人と人との関係性の中で起きるこころの反応のひとつ”です。特にエネルギーの強い怒りの感情は“身を守る時に生まれる防衛感情”と言われています。日本人の性格傾向から怒ることは「悪いこと」「ダメなこと」と誤解しがちですが、その感情を表現することは決して悪いことではありません。介護現場においてわかっているけど割り切れずに怒ってしまうことは仕方のないことだと思っています。ある意味“介護に一生懸命であるが故のこころの反応”だと思います。ただし介護においては「怒り」は「仕方がない」で終わらせてはいけません。 認知症ケアの理念でも『怒りや悲しみを感じている時に放置されている状態』や『怒りの感情の持続』は認知症の人にとって”良くない状態“と評価されています。 つまり怒り感情に対して向き合わず、放置した状態を続けてはいけないということです。 今回の講義を通して「なぜ怒ってしまったのか…」について考え、自分も含めて認知症の人の怒りの感情に向き合う努力をしなければならないことの大切さを学びました。

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