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第55回定例会およびスキルアップミーティングが開催!

平成30年2月21日(水)19:00~21:00まで。ワンテンビル研修室にて第55回定例会およびスキルアップミーティングが開催されました。 ★まずは報告事項から。1月27日(土)信用金庫職員の認知症講座。2月6日(火)みやぎ生協こーぷ認知症講座の報告がありました。 ★今後の予定から。2月27日(火)10:30~11:15まで志津川小学校3年生へのサポ講が予定されています。 ★話題提供から。今回の研修テーマの参考資料として①「認知症の人の生きている意味と目的」(認知症ねっと:ユッキー先生の認知症コラムより)。②「認知症の告知:あなたは伝えますか?それとも秘密にしますか?」(KAIGOLABより)の記事の紹介がありました。 ★研修は事例検討会で「訓える難しさ、認知症の方に大事を告げる?」をテーマに「認知症の人へ配偶者の死を告知するべきか…」について考えました。 高齢夫婦2人暮らし(子供はいない)。震災後は認認介護。ある施設に夫婦で入所したが、夫が他界。親族から妻に夫が亡くなったことは知らせないでほしいと要望があった。亡くなったことを知らない妻はいつも夫のことを気にかける。会いにいかないと…と落ち着かなかったり、何となく悟った雰囲気もあり元気がなかったり…。 親族の思いとすれば「認知症だから死を受け入れられないかもしれない。うつ症状が悪化するかもしれない。今は知らせるタイミングではない…」などの様々なリスクの予測を基にした判断だったのかもしれません。その心情は理解できないこともありませんが、果たして“知らないことが本当に幸せ”なのでしょうか。たとえ認知症であっても配偶者が亡くなったことは告知するべきだったのでは…と自問自答したケースです。今回の事例を通して「認知症の人への告知」について真剣に考え、話し合いました。 「告知」にも様々なケースや配慮すべき課題はあるが、今回のケースの場合は『やはり伝えるべきだったのではないか…』と共通した意見を聞くことができました。また、権利擁護の立場からの意見もありとても深い学びを得ることができました。

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