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特別養護老人ホーム七峰荘(黒川郡大衡村)にて第3回認知症研修会が開催!

令和元年7月2日(火)16:00~17:30まで。社会福祉法人永楽会特別養護老人ホーム七峰荘(黒川郡大衡村)にて認知症研修会が開催されました。

前回(平成31年2月14日)の研修に引き続き、これからの認知症ケアの質の向上のためにと3回目の企画をしていただきました。

今回のテーマは「感性の育成、専門職の葛藤と使命について考える」でした。

認知症ケアに必要な感性とは「心のの動きや感情の流れを敏感に感じる力」ではないかと思っています。日常生活場面で、ケアの現場でどのようにして豊かな感性を育成していくか、について皆さんと一緒に考えてみました。

多角的な視点、想像力、創造力、直観力、好奇心がポイントになる。暗黙知の身に着け方、死生観、老いとは、尊厳について等の講義と意見交換を交えながら行いました。

また、「ある高齢者夫婦の事例」を通して私たちが自分達の都合で、職場の都合で認知症ケアを考えていないか…、ご本人の「安心や自由」を制限していないか…、「当たり前」と結論付けないか…について振り返っていただきました。

研修後には施設内事例検討にも参加させていただき、対象となる方の思いやケアの工夫、対応するスタッフの葛藤と限界、家族の理解と協力を得る為にどのような方法があるか等ざっくばらんな意見交換ができました。

どのように対応するべきか…どう考えるのか…、答えは見つかりませんでしたが、皆さんが一緒になってその方やご家族の未来、希望、尊厳に関して真剣に向き合おうとする時間が作れたことはとても大切なことだと思いました。

また次回の企画に期待します!

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