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特別養護老人ホーム七峰荘にて第5回認知症研修会が開催!

令和3年10月26日(火)15:00~16:30まで社会福祉法人永楽会特別養護老人ホーム七峰荘(黒川郡大衡村)にて約2年ぶりとなる第5回目の認知症研修会が開催されました。

担当者と施設職員の熱意もありコロナ禍でしたが、企画の準備をしていただいておりました。中止や延期の道のりを経て、コロナ感染が落ち着いてきたこの時期に実現することができました。

これまでも当ホームページ上でご報告してきたように、「認知症は人を知る、人を見る、人の生き方を学ぶことから始まる」を大きなテーマにして、シリーズもので行わせていただいております。

第1回目(平成30年12月14日)と第2回目(平成31年2月14日)はpart① 「認知症の人の生きる”いま“をどう考えるか-5つの要素からひも解く」

第3回目(令和1年7月2日)はpart② 「感性の育成について」

第4回目(令和1年9月2日はpart③ 「人と人との関係の中で起きる感情について」


そして、第5回目となる今回はPart④ 「理にかなったケア-人間的な理解に根差した関わり合い方」について。

「ケアの理念」から始まり、「3つの法則」からケアのヒントを考えていただき、「人間の3つの心の弱点」では、人間が精神的に傷つき、苛立つ時に絡み合う問題として、プライド、こだわり、被害者意識について学んでいただきました。

また、「安心できる今を作り出す演出:嘘についての考え方」「幻覚や妄想を誘発しやすい心理的背景」「認知症の人の尊厳」等についても説明してきました。


研修後、担当者から参加した職員の感想を教えていただきました。

・ある利用者の行動はプライドによるものではないか⁉️と気づき、自分のケアを振り返った

・自分のケアには「こだわり」があることは分かってはいたが、話を聞いて改めて自分に置き換えて考えるきっかけになった。

・事故になることを恐れて、彼らの行動を抑制していたのではないかと思う…。

・何か意味があっただろうけど…知ろうとしていなかった…。etc

改めて自分自身のケアの癖、こだわり、価値観等について考えていただけたようです。

やはり認知症に対する学びのモチベーションが高いと、研修のねらいを上手にキャッチしていただけますね。皆さんいい感性を持っている証だと思います。



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